飯田市鈴加町の郵便事業会社飯田支店(高野達夫支店長)は15日、年賀状の差出開始にあわせて飯田郵便局でセレモニーを開いた。園児ら17人が、持参した手作りの年賀状を次々と特設ポストへ投かんしていった。
年賀状に親しむとともに、早期差し出しを呼び掛ける毎年恒例の事業。園児らが作った手作り年賀状は、ジャガイモやタマネギなどの野菜を切った断面をはんこのように押して顔型を作り、指で耳を、顔はマジックでウサギを描き、家族や自分宛てに送った。
園児らは名前を呼ばれると自分の年賀状をしっかりと手に持ち、踏み台を使って設置された特設ポストに入れていった。高野支店長は園児らに向けて「家に帰ったら“私は出したよ。年賀状出してね”と家族の人に伝えて下さい」と呼び掛けた。
同支店によると、ことしの市内元旦配達枚数は前年比で7万通ほど多い175万通を配達。飯田下伊那管内は約308万通だった。25日までに投かんすれば元旦に配達される。同支店では早めの作成、投かんを呼び掛けている。