恵那山トンネルの天井板撤去が延期に

社会

[ 2013年 2月 10日 日曜日 8時38分 ]

 中日本高速道路名古屋支社は8日、中央自動車道恵那山トンネル下り線(阿智村―岐阜県中津川市、8489メートル)の天井板撤去時期について、予定していた3月から5月の大型連休明け以降の実施に向け、関係自治体と協議、調整すると発表した。延期理由について「社会的な影響が最も少ない時期に行うことを基本とする」と説明している。

 同トンネル下り線天井板は、昨年12月に天井板崩落事故が起きた山梨県の中央道笹子トンネルと同様のつり下げ式が採用されている。同社は沿線の阿智村や南信州広域連合などに対し「天井板の撤去が進まないことに対する利用者の不安感が払拭されていない」として、飯田山本―中津川IC間の下り線を通行止めにする案で、3月中に撤去する方針を打診していた。

 だが、スキーシーズン中であることや桜が咲く春の観光シーズン、行楽客でにぎわう5月大型連休中にかかる工事は集客に影響するとして「各地域の要望も踏まえ、しかるべき調整を行ってもらいたい」などと観光関係者らが反発。同社は「関係自治体や交通管理者などと協議を進めてきたが、多様な意見があることを踏まえ、あらためて関係者との協議の上で決定したい」として、地元の意向に配慮した。

 一方、天井板崩落事故で通行止めが続いていた中央道笹子トンネルは8日、68日ぶりに全面開通した。事故が起きた上り線について、天井板をすべて撤去し、コンクリートの剥落対策など必要な対策を行うなどして「安全性を確保した」としている。

  

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