恵那山トンネルの天井板撤去工事完了

社会

[ 2013年 7月 10日 水曜日 9時47分 ]

 先月20日から今月10日までの21日間で実施している中央道恵那山トンネル下り線(全長8489メートル)の天井板撤去工事で、9日午後1時から上り線を通行止めにして全通に向けた復旧工事が始まった。その間、天井板が取り除かれた下り線は開放、通常運用し、翌10日午前6時から上下線とも通常運用に戻る。

 中日本高速道路によると、天井板撤去工事は4台の大型自走式台車を使い3日夕の時点でほぼ完了。その後、コンクリートカッターで切断した際に残る天井板の両端部分などを撤去し、また新たに換気用のジェットファン(送風機)7基をトンネル内に設置した。

 ジェットファンは重さ3・5トン、長さ5・5メートル、内径1・5メートルの大型を3台、重さ2トン、長さ4・25メートル、内径1・25メートルの小型を4台。トンネル内で毎秒2メートルの風速を維持することが可能で、7台全てが長野県側入り口から450メートル以内にほぼ等間隔で設置された。同社によるとオーバーホールした中古のため大きさが異なるという。渋滞時の換気や火災時に使用し、通常は稼働しない。

 同社は9日午前に工事開始から2度目となるトンネル内の様子を報道陣に公開。午後1時の下り線通行止め解除に向けて最後の清掃、路面チェックが行われた。

 予定通り午後1時になると、下り線の通常運用が開始され、上り線を通行止めにして対面通工事に設置したポールなどを取り除く復旧工事を開始。10日午前6時に上下線とも通常運用が開始される見込みだ。

 同社は「トラブルもなく順調に工事を進めることができた。安全を何よりも優先する会社として今後も安全管理に努めていきたい」とした。

  

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