新卒者対象に緊急合同就職面接会

社会

[ 2010年 12月 4日 土曜日 13時52分 ]

 来春の学卒予定者を対象にした緊急の合同就職面接会が3日、飯田市育良町のシルクプラザで開かれた。高校生や大学生などの就職内定率の低迷を受けて飯田公共職業安定所(高野元良所長)が昨年に続いて企画。「最後のチャンス」と位置付けた学生たちが参加し、次々と面談のテーブルに付いた。

 世界的な経済低迷に伴う雇用情勢の悪化で、飯田下伊那地域でも新規学卒者の就職内定率が低下しているとし、卒業を3カ月後に控える大学生や高校生、専門学生ら学卒予定者と、3年以内の既卒者に対象をしぼって開いた。

 職安の呼びかけに応じて参加した地元企業は24社。会場いっぱいに面談のテーブルを並べた。

 スーツ姿で参加した学生らは、受付で手渡された冊子に目を通し、気になる企業のテーブルを次々と訪問。順番を待って着席すると、真剣な表情で業務内容や募集職種について説明を受けた。

 愛知県の大学に通う男子学生は「できることなら都市部で就職したいが、叶わなそう。地元でよい企業を見つけられれば」と話していた。

 職安によると、高校3年生の就職内定率(10月末現在)は前年を6・2ポイント上回る81・0%に達しているものの、実数がわからない大学や専門学校の卒業予定者の同率は、平年を大きく下回っていると見られる。

  

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