新規就農者激励会開く

社会

[ 2012年 6月 9日 土曜日 9時54分 ]

 下伊那農業改良普及センターはこのほど、本年度の新規就農者激励会を飯田市鼎東鼎のJAみなみ信州営農部で開いた。飯田下伊那地域で新たに就農した34人のうち17人が参加。同センターやJA職員、農業青年クラブの先輩たちから激励を受け、互いの奮闘を誓うとともに、交流会で親睦も深めた。

 飯伊農業振興協議会とJAみなみ信州と共催で毎年実施している。把握できた新規就農者34人の年代は20代から60代までと幅広く、内訳は40歳未満が18人、40~65歳が16人。Iターンや会社を退職して始めた人たちもいる。

 同センターの矢島悦子所長は「就農後の道のりは平坦ではないが、飯伊の地を選んで農業を始めた皆さんが、しっかりと根を張れるよう支援していく」と約束した上で「労働に追われる日々とは思うが、時には忙しさから解放される機会をつくり、地域の交流や学びの場にも参加してほしい」と期待を込めた。

 後援の農業関係者らも「農業は生物や自然が相手。思うようにはいかず、苦しみや悩みも出てくるだろうが、しっかりと支援していく」「希望と夢に向かって大いに羽ばたいてほしい」などのエールを送った。

 地域交流や仲間づくりに役立ててもらおうと「PALネットながの」(県農業青年クラブ)と「かたつむりの会」(飯田・下伊那地域青年農業者クラブ)、「JAみなみ信州青年部」による活動紹介もあり「ぜひ一緒に地域を盛り上げよう」などと呼び掛けた。

 激励会に先立ち、新規就農者たちは市内で野菜や果樹を栽培する若手農業者2人の農場を訪れ、経営の特徴や生産品目へのこだわりなどに触れた。交流会では地元の農産物を使った「しゃぶしゃぶ」などの料理を囲み、会話を弾ませた。

 北海道での4年間の学びや実習を経て、4月から家業の酪農に従事する阿智村伍和の男性(22)は「酪農の規模を大きくしていきたい。若い酪農家が減っているので、仲間も増やせれば」と抱負を語り「まだまだ半人前。これからです」と気合を入れていた。

  

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