未成年者飲酒防止で街頭キャンペーン

社会

[ 2015年 4月 24日 金曜日 9時30分 ]

 4月の未成年者飲酒防止強化月間で、県小売酒販組合連合会などは県内各地で街頭キャンペーンを展開している。飯田下伊那地域では23日、飯田小売酒販組合(五十君親彦理事長)や協力団体の会員・職員、飯田署、飯田税務署の署員、高校生ら約60人がJR飯田線の鼎、伊那上郷、飯田駅で街頭啓発。電車通学する高校生に啓発物を配布して飲酒防止を呼び掛けた。

 「社会問題化している未成年者の飲酒を防ぎ、発育途上にある青少年の健全な育成につなげよう」と、連合会は月間に合わせ、県酒造組合や卸売酒販売組合、県青少年対策本部、酒造メーカー、税務署、県警などの支援協力を得て啓発運動を展開している。

 飯伊では、飯田や飯田風越、飯田OIDE長姫、下伊那農業、飯田女子高校の生徒の利用率が高い3駅に人員を配置し、一斉啓発を行った。10年の節目となったことから、啓発対象となる高校生にも参加を呼び掛け、3駅を利用する5校の生徒17人も啓発活動をした。

 会員らは、たすきをかけ「お酒は20歳になってから」などのキャッチコピーや、脳の機能低下や臓器障害、性ホルモン異常、アルコール依存症などへのリスクを記したクリアファイル、ポケットティッシュを配布。飯田駅前では国税庁のイメージキャラクター「イータ君」も活動に加わり、未成年者には「お酒を飲まないで」、成人には「未成年者にお酒をすすめないで」と注意喚起した。

 また、鼎駅ではOIDE長姫高校生活委員会の3人が参加。委員長(17)は「法律で決められた飲酒はしてはいけないということを、強い思いをもって伝えることができた」と話した。

 飯田小売酒販組合は、店内に啓発ポスターを掲示しているほか、店頭販売の際の購入者の年齢確認、酒類販売管理士による適正販売などを徹底し、未成年者の飲酒防止を推進している。

 五十君理事長は「魅力がある酒だが、楽しむのは二十歳になってから。未成年者が飲むことのリスクをしっかり伝え、防止に努めていきたい」と話していた。

  

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