東和町ラウンドアバウト本格運用開始、完成式典も

社会

[ 2013年 3月 26日 火曜日 16時18分 ]

 飯田市が進めてきた同市東和町周辺の整備事業が完了し、24日、全国で初めて信号機を撤去して設置した「ラウンドアバウト」方式での本格運用が開始された。合わせて住民の存続要望に応じた市道東和町線や谷川の排水能力確保、約6640平方メートルにわたる中央公園も装い新たに、市街地にアクセスするシンボル的な玄関口が誕生した。

 整備事業を祝う完成式典には関係者ら約90人が出席。地元東野まちづくり会議の武田年史会長は「整備された一帯は、吾妻町と東和町の2つのラウンドアバウトや大宮通り桜並木とともに、東野地区が他に誇れる地域資源の一つとなった。地域活性化に効果をもたらすと期待したい」とあいさつ。牧野光朗飯田市長は「地域課題を解決していくためには行政のみでは限界がある。この事例は知のネットワークの融合により実現できたことを大変うれしく思う」と述べた。

 2009年に始まった一連の事業は、供用開始を控える羽場大瀬木線の開通を見据えた中心市街地への安全で円滑なアクセスの確保や、中央公園の安全性、利便性の向上を目的に実施。特に東和町交差点は5方向の市道と県道が交わることから、重大事故の抑制や電力を伴う信号機の撤去により、二酸化炭素の削減、または停電による交通混乱を防ぐとされるラウンドアバウト方式を採用した。交差点に進入した車は、左折しながら時計周りに円形の環道を進み、目的の方向へ左折する。

  

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