松川町公民館の水質検査

社会

[ 2014年 3月 26日 水曜日 9時39分 ]

 松川町公民館青年学級の水質検査班は、1975(昭和50)年から独自に水質検査を行っている。水環境を守る狙いで、年に1度川の汚れをチェック。25日は町内の15カ所で採水し、飯田市内の研究機関に分析を依頼した。

 水質検査班は公民館活動の一環で農薬や化学肥料公害、合成洗剤による河川の汚れ、中央道開通前の環境アセスなどについて学習を深め、75年から「川の汚れ」をテーマに水質検査を始めた。

 メンバーは鈴木健司さん(大島)大沢今男さん(上片桐)寺沢茂春さん(大島)=いずれも65歳=の3人。当初は10人以上いたが、31年前からは3人で活動を続けている。

 調査項目は生物化学的酸素要求量(BOD)、大腸菌、PH、全窒素など。役場前、古町東部、寺沢川上流、大沢川上流、諏訪形橋、小渋川下流を含む町内15カ所を調査地点に選び、検査の継続によって変化も調べている。

 この日は鈴木さんと大沢さんの都合がつかず、寺沢さんの家族が協力。3人は車で移動しながら河川の状況を目視し、水温を測り、水を1リットルの容器に収めた。採った水は中部公衆医学研究所(同市高羽町)に持ち込んだ。検査費用は町が負担。分析結果はデータ化して保存する。

 寺沢さんは「下水道の普及と合併浄化槽の設置によって川の汚れは相当改善されている」などと活動を振り返り、今後も続けていく意向。ただ、若い世代にもつなげたい思いもあり 「協力してもらえる人がいれば募りたい」としている。問い合わせは町中央公民館(電話36・2622)へ。

  

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