根羽村が地デジチューナー無償貸与

社会

[ 2011年 7月 24日 日曜日 8時13分 ]

 テレビの地上デジタル放送への完全移行が24日に迫った。県境の根羽村では独自施策として、村ケーブルテレビ加入世帯に地デジチューナーの無償貸与や補助、あっせんを行った。

 村は地デジ対策費として30万円を予算化し、アナログテレビが1台しかない非課税世帯には20チャンネル対応のチューナー1台を無償貸与、2台以上ある場合は1台に対し半額を負担し、それ以外の家庭には実費の6000円であっせんした。

 村内各戸の対応状況を把握し、支援策を周知しようと、1月にアンケート調査を実施したほか、地区懇談会や5回にわたる各戸回覧で説明してきた。

 これまでに役場に寄せられたチューナー設置希望は法人、団体を含めて56台。うち非課税世帯は6世帯で、完全無償貸与は4世帯だった。村は予備分14台を残し、24日以降の問い合わせに備えている。

 チューナー1台が無償貸与された夫婦は、取り付けと説明に訪れた村職員に「これで24日以降も見られるんだね?」と確認すると、「このテレビは子どもたちが金婚式のお祝いにくれたもの。捨てるのはしのびないので、見られるうちは使いたい」と、安心した様子で話していた。

 大久保憲一村長は「所有台数の違い、対応済みの家庭があることを踏まえ、各家庭で最低1台は地デジ放送が視聴できることを基本に、公平性が保てるようにした。チューナーの台数は予想の50を上回ったが、ほとんどの家庭で基本的な対応はおよそできていた」と話した。

  

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