桐林クリーンセンター「余熱利用施設どうする」

社会

[ 2012年 5月 8日 火曜日 15時25分 ]

 飯田市が飯田勤労者共済会を指定管理者として指定し、施設の運営・管理を行っている同市桐林勤労者福祉センター「サンヒルズいいだ」。隣接する南信州広域連合のごみ焼却施設「桐林クリーンセンター」の余熱を利用した施設で、各種講座や温水プールを利用した健康教室などを開催している。ごみ焼却施設が5年後に移転すると、サンヒルズいいだをどうするかが課題となるのは必至。市も本年度から検討に着手する方針だ。

 サンヒルズいいだは、25メートル×6コース(水深1・1~1・3メートル)の屋内温水プールを利用した水泳、リフレッシュクラス、アクアシェイプ、腰痛・肩こり改善クラス、アクアビクス、特別レッスンの6つの健康増進講座を行っている。また、研修室や学習室、和室、お風呂も備え、パソコンや英会話、中国語、茶道、華道、着付、書道など12の文化教養講座、エアロビクスやダンス、ヨガなど9つの健康増進講座も開催している。

 2011年度の利用者は、会議室使用者7615人(前年度5817人)プール利用者7028人(同6441人)教室・講座受講者1万3074人(同1万5264人)浴場利用者2万4732人(同2万6223人)の合計5万2449人(同5万3745人)を数える。

 ただ、建設から23年が経過し施設の老朽化が進んでおり、大規模な修繕箇所が増えている。最近も浴場が突然の機械設備不良のため、先月27日から当面の間臨時休業をしている。

 施設の指定管理を受けている共済会では、必要経費を管理業務委託料(本年度約2100万円)として市から受けている。余熱利用施設であるだけに、5年後にごみ焼却施設が移転した後、温水プールやお風呂がどうなるかは施設の存続に関わる。隣には、市教育委員会が管理する市総合運動場第2グラウンド(サッカー1面、ラグビー1面)とテニスコートもあり、利用窓口をサンヒルズいいだが受けている。

 共済会では「市の方針で動く」としているが、熱源がなくなりボイラーを入れると燃料(重油)代は共済会の負担となるため、今の委託料だけでは足りなくなるとみている。また、講座は続けたい考えだが、これも市の方針しだいのため、本年度から検討が始まる市の方針を注視している。

  

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