泰阜村で小水力発電の点灯式

社会

[ 2013年 3月 21日 木曜日 9時43分 ]

 泰阜村の小水力(マイクロ水力)発電「かるがも君」の点灯式が19日、左京川百年公園で開かれた。発電機の設計から施工、設置までを飯田下伊那の地元企業が手がけた地産地消の水力発電システム。集まった関係者らは、今後の自然エネルギー普及、エネルギーの地産地消のきっかけへ期待を膨らませた。

 点灯式で松島貞治村長は、導入の経緯と関係者への感謝を述べ「思ったほどの出力を出すのは難しいことだが、自然エネルギーの知識と興味を深める第一歩になれば」と期待を込めた。

 来賓の県環境部地球温暖化対策課の課長は県が自然エネルギー元年として普及を進めていることを紹介し「地域活性化の起爆剤にしたい。泰阜村ではまだまだ小水力や太陽光、バイオマスを導入できる。これを出発点に自然エネルギーを活用して農業、林業の振興を」と呼び掛けた。

 導入した発電機は、飯田ビジネスネットワーク支援センター(ネスクイイダ)の会員企業のマルヒが開発。発電機と水車を組み合わせた。水の吐き出しノズルの形状や水車の形状が特徴で、水の重さだけでなく衝撃の力で回転力を高めている。

 環境産業支援コーディネーターの男性は「小水力発電の開発から施工、メンテナンスまで地元でできる力ができた。ものづくりからエネルギーまでを地産地消にすることで地域の活力を高めていける」と話していた。

 発電した電気は左京川百年公園内のLED灯3基のほか、古民家の宿泊施設「左京の宿」の給湯器に利用する。

  

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