県が就活準備セミナーを開催

社会

[ 2017年 8月 24日 木曜日 15時51分 ]

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 南信州から県外に進学している学生にUターン就職を選択肢として意識してもらうための「就活準備セミナー」が23日、飯田市上郷別府の南信州・飯田産業センターであった。

 県南信州地域振局が初めて開催したセミナーには、これから就活を迎える大学2年生を中心に15人が参加。前半は就活のためのセミナー・ワークショップ、後半は地元で働く先輩との交流会を行った。

 開会にあたり、山本智章局長が「ふるさとへ帰りたいが希望する企業がないというが、本当にそうか。素晴らしい地元企業がたくさんあることを知ってもらいたい。県外で暮らしてみて南信州の素晴らしい環境を再認識していると思うが、生活の質を仕事と暮らしのトータルで考えることが重要。南信州に戻って暮らすことを1つの選択肢と考えて」とアピールした。

 セミナー講師を務めた就職・転職コンサルタントの福盛二郎さん(イーキュア取締役)=浜松出身=は、南信州へのUターン就職について「10年後にリニアで飯田から東京まで約40分、名古屋まで約20分で結ばれる。ここにある産業や自然、伝統を生かし必ず来る未来をつくっていくのは、他の誰でもない皆さん。地域にいるからできること、見えることがある。価値観や選択肢を広げ、暮らすこと・働くことを今から大切にしていただきたい」と話した。

 交流会では、地元で働く先輩が10社から11人参加し、学生たちの質問に答えたり、軽食を交えて懇談を繰り広げた。「南信州で働こうと決めた理由、決めた時期は」との質問に「子どもの頃から飯田に住んで働きたいと思っていた。親孝行、恩返ししたいと戻ってきた」という先輩も。

 24年前のバブル崩壊後の就職氷河期に就活したという男性は「なかなか企業がなかった。今は学生にいい時代。いろんなところをみて自分に合ったところを探して」とアドバイス。「最初からしぼり過ぎないでいろんな企業の話を聞いて」「自分自身を先ず知ることが大事」「元気よくあいさつを」などの助言も聞かれた。

 県の「シューカツNAGANO応援隊」の活動をしている多摩川精機の熊谷優佑さん(30)は、「パソコンの就職サイトを調べるより自分の足で興味のある会社を訪ね、空気感や雰囲気を味わってみるといい。全然違う」と強調した。

 阿智出身の大学2年の男性(22)は「自分にいま足りていない部分を把握できた。もっと地元企業のことを知っていきたい」と意欲を語った。

  

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