長野県 秋の河川一斉パトロール

社会

[ 2015年 10月 23日 金曜日 9時13分 ]

 県は22日、本年度秋の河川一斉パトロールを県内8地区で実施した。飯伊地区では、飯田建設事務所管内の一級河川39河川で不法投棄の実態を把握し、河川愛護の気運を醸成するため、捨てられたごみを回収した。

 飯伊の一斉パトロールには市町村、飯田警察署、阿南警察署、下伊那地方事務所、飯田保健福祉事務所、飯田建設事務所、下伊那南部建設事務所の関係者ら66人が参加。方面別に9ブロックに分かれてパトロールを実施した。

 飯田建設事務所によると、河川一斉パトロールは今回で88回を数える。昨年の秋は、回収した廃棄物が0・26トンと少なかったが、ことしの春は約1トンに増加した。

 同建設事務所維持管理課の課長は「河川への不法投棄の実態を明らかにして公表することにより、河川愛護思想を普及させ河川に親しんでいただきたい。残念ながら、未だに不法投棄が行われている実態がある」と語った。

 飯田ブロックでは、参加者9人が土曽川、松川、毛賀沢川のいずれも天竜川合流点付近をパトロールした。土曽川では、人が渡りにくい中州に捨てられていたビニール類や空き缶、ペットボトル、発泡スチロールなどを回収。一見捨てられていないように見えても草むらや木の茂みなどをさぐると廃棄物が見つかった。

 松川ではビニール袋ごとごっそり捨てられている悪質な不法投棄もあり、参加者は額に汗を浮かべながら黙々と回収作業にあたっていた。

  

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