県と県警が特殊詐欺被害防止啓発

社会

[ 2016年 6月 16日 木曜日 9時20分 ]

6.15特殊詐欺啓発 県と県警本部は15日、特殊詐欺被害の防止に向けた街頭啓発を県内一斉に行った。飯田市内では飯田署と県南信消費生活センター、防犯協会連合会などから10人が啓発物を配り、「家族内で声掛けし、家族内で守って」など呼び掛けた。

 

 県内では「オレオレ詐欺」や「還付金等詐欺」「架空請求詐欺」など特殊な詐欺による被害が急増しており、飯田署管内の被害認知件数は前年度比3件増の8件、被害額は2300万円増の2800万円に上っている。

 

 被害者のおよそ7割を占めているのが65歳以上の高齢者のため、金融機関などに来店する人が多い年金支給日に当たるこの日に実施した。

 

 飯田市では、今宮町のJAみなみ信州飯田支所で、飯田署の署員や県・市の職員、防犯協会連合会、南信州ホワイトエンジェルスの会員ら10人が街頭啓発。声を掛けながら特殊詐欺の手口を列挙したポケットティッシュなどを配った。

 

 県南信消費生活センターの市瀬竜二所長は「飯伊でも前兆電話や不審なメールが届くケースが増えている」と指摘。不審な電話やメールがあった場合は家族や周囲、署や地域の窓口に相談するよう求めるとともに、「相手のペースに巻き込まれる前に、すぐに切って」と呼び掛けていた。

 

 被害を未然に防ぐため、県警は2カ月に1度ずつのペースで、年金支給日に金融機関などに来店する高齢者に向けた啓発活動を展開している。

  

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