矢筈トンネルで防災訓練

社会

[ 2011年 11月 11日 金曜日 15時22分 ]

矢筈トンネル訓練 国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所は10日、喬木村と飯田市上村とを結ぶ矢筈トンネル(全長4176メートル)で防災訓練を行った。飯田広域消防本部をはじめ、飯田市消防団、喬木村消防団、飯田署と合同で実施。約50人が参加し、トンネル内で事故による車両火災が発生した際の対応を確認するとともに、各機関の連携強化を図った。

 

 同訓練は、トンネル内で事故が発生した際、被害を最小限に止めるための迅速な対応や、関係機関の連携体制を強化するため、1994年の同トンネル開通以来、毎年行われている。ことしは、同市上村程野側入り口から約570メートル付近のトンネル内で、中型トラックと乗用車の計2台による追突事故が発生し、追突した車のボンネットから煙が上がったとの想定で行われた。

 

 消防、警察、国道事務所の各機関が、トンネル内に設置されている非常用電話から通報を受けると、連携を取りながら二次災害を防ぐための通行規制を速やかに実施。その後、消防による消火活動が行われた。緊張感に包まれたトンネル内では、消防隊員らが実際の火災現場さながらに機敏な動きを見せ、訓練を見守る関係者も、一連の動きを真剣な表情で見つめ、有事の際の心構えを新たにしていた。

 

 訓練を終え、同事務所高木進副所長は「道路管理者として、トンネル内で発生した災害への対応方法を、あらためて考える有意義な訓練ができた」と、澤柳陽一消防長は「災害発生時には、情報をいかに正確に伝えるかが重要。訓練を通じ、各機関の情報伝達や連携を確認することができた」と話した。

 

 同事務所によると、開通以来、同トンネル内での車両火災は発生していないという。

  

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