知の拠点構想で旧飯工高校舎無償譲渡

社会

[ 2016年 9月 17日 土曜日 14時21分 ]

 南信州広域連合は16日付で、産業振興の集積を図る「知の拠点」構想で活用する旧飯田工業高校(飯田市座光寺)の校舎施設に関し、主要5棟のうち3棟は無償譲渡を、2棟と土地は無償貸与を受ける契約を所有者の県と結んだ。今後は10月中旬の入札で第1期改修工事の事業者を決め、同月中の着工を予定する。

 今回、無償譲渡されるのは、「電気科混合棟」「機械科棟」「体育館棟」の3棟。来年4月の開設を目指す信州大(本部・松本市)の航空機システム共同研究講座などで活用する。

 講座の開設に向けた第1期工事は来年3月までを予定し、事業費は約3億円。エアコンやエレベーターの設置、照明のLED化、トイレの改修・増築などを予定し、実施設計は概ね完了している。施設を管理する南信州・飯田産業センター(同市上郷別府)の事務所や着氷試験機室の整備も進める。

 無償貸与の2棟のうち、当初は「地域振興の知の拠点」として活用を見込んだ「管理・教室混合棟」については、国や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの試験研究施設の誘致を目指す。賃貸契約の期間は、まずは本年度末までとし、以降は1年ごと状況に応じて更新する。利用計画が明確になった時点で、県と譲渡への切り替えなどを協議する方針。

 県は15日、県航空機産業振興ビジョンの実現に向け、産官民による「県航空機産業推進会議」(仮称)を設置することを発表しており、南信州広域連合もメンバーに予定する。旧飯工高を活用した拠点整備にも連携して取り組むとし、航空機システム環境試験設備の整備も検討している。

 同広域連合長の牧野光朗飯田市長は「県をはじめ、多くの関係者の理解と協力を得て、いよいよ知の拠点整備が始まる。まずは来年4月の信大講座の開設に向け、着実に準備を進めたい」と話した。

  

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