西部山麓のササユリ全滅 食害の原因はサル

社会

[ 2018年 6月 28日 木曜日 15時14分 ]

ササユリを食べるサル

 飯田市大瀬木の梅ケ久保公園と北方の佐倉様周辺に自生するササユリが、動物の食害によりほぼ全滅した。県が設置したセンサーカメラには、サルがササユリの花を摘み取って食べる様子が捉えられていた。保護活動に取り組む関係者は「来年以降どうしたらいいのか」と頭を悩ませている。

 梅ケ久保公園と佐倉様では、今月初旬からササユリの食害が相次いでいた。県南信州地域振興局の協力で調査を行い、22日に梅ケ久保公園に2台のセンサーカメラを設置。23日に梅ケ久保自然愛護会が草刈り作業に訪れたところ、残っていた花がなくなっていた。

 梅ケ久保公園で食害にあったササユリは400本以上。周囲の果樹園でまだ青いリンゴがかじられる被害も見つかった。愛護会の桜井光之事務局長(40)は「サルはどうしようもない。捕獲以外手がないのでは」と肩を落とした。

 佐倉様では、24日早朝に残っていたササユリが、同日昼ごろまでに被害を受けた。同所で保護活動に取り組む近藤純治さん(75)は「1本もなくなってしまってがっかり。何かいい方法があったら教えてほしい」と話した。

  

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