連合系の飯伊メーデー 労働者保護へ団結を

社会

[ 2015年 4月 30日 木曜日 13時35分 ]

 連合系の第86回飯伊地区メーデーが29日、飯田市小伝馬町の飯田風越公園を主会場に開かれた。晴天の下、労働組合など60の団体から家族を含む約1500人(主催者発表)が参加。式典やアトラクション、デモ行進を通じて、経済格差の拡大阻止や労働者保護ルールの改悪反対、平和の実現などを訴えた。

 メーンスローガンに「働く者の連帯で『ゆとり・豊かさ・公正な社会』を実現し、自由で平和な世界をつくろう」を、特別スローガンに「東日本大震災と県内被災地を忘れない!息の長い復興支援!」を掲げた。

 会場内では、震災被災地のほか、昨年に土石流や御嶽山の噴火に見舞われた木曽地域の特産品などを販売。今月25日のネパール大地震の発生を受けての緊急支援カンパも展開した。

 実行委員長で連合長野飯田地域協議会の中島修司議長は開会あいさつで、今春闘や経済情勢に触れ「好況感も聞かれるが、二極化が進んでおり、中小企業や庶民にとっては厳しい状況」と指摘。労働基準法や労働者派遣法の改正による格差の拡大を懸念し「働くことを軸とする安心社会の実現へ愚直に取り組み、笑顔あふれる明るい地域をつくろう」と呼び掛けた。

 アトラクションでは、地元の中高生たちがギターやサックスアンサンブルの演奏を披露。大声コンテストは声量部門とコスプレ部門を設け、それぞれ11人と5人の精鋭たちが競った。プラカードコンテストや宝投げもあった。

 デモ行進は会場から桜町、伝馬町、銀座にかけて行い、参加者たちが「労働者保護ルールの改悪反対」「勤労者を犠牲にした経済政策を見直せ」「ブラック化する日本を見直そう」などのシュプレヒコールを響かせた。

  

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