連合系メーデー開く

社会

[ 2012年 4月 30日 月曜日 9時06分 ]

 連合系の第83回飯伊地区メーデーが28日、飯田市小伝馬町の飯田風越公園を主会場に開かれた。快晴の下、労働組合64団体から家族を含む約1800人(主催者発表)が参加。集会やデモ行進などによる連帯を通じて、労働者が尊重される「働くことを軸とした安心社会」の実現を訴えるとともに、東日本大震災や県北部地震の被災地復興に向けたさらなる支援を呼び掛けた。

 昨年に引き続き、メーンスローガンの「すべての働く者の連帯で『ゆとり・豊かさ・公正な社会』を実現し、自由で平和な世界をつくろう」に加えて、特別スローガンとして「団結の力で復興・支援!」も掲げた。会場内で救援金カンパを行ったほか、チャリティーバザーで東北地方の味噌やラーメンなどの農産加工品を販売した。

 実行委員長で連合長野飯田地域協議会の中島修司議長は「当地ではリニア中央新幹線や三遠南信自動車道が具体化しているが、生かすためには、安定した雇用、地域に根ざした産業が求められる」と指摘。「ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」の実現や震災復興に向けた団結も強く呼び掛けた。

 採択されたメーデー宣言では、雇用や賃金、社会保障などへの不安に伴う日本経済の低迷を危ぐ。賃金や労働環境の格差是正、底支えの取り組みを進め、消費の拡大、内需の拡大を図る姿勢を盛った。恒久平和への思いも記し「働くことを軸とする安心社会を実現する」と宣言した。

 集会アトラクションでは「塩原良&御花泉」の和太鼓演奏を皮切りに、参加団体が社会問題などを訴えるプラカードコンテスト、同市銀座商店街や組合企業などが提供した景品がもらえる宝投げを繰り広げた。

 続くデモ行進は風越公園から同市銀座4丁目・知久町交差点まで行い、参加者らがメーデースローガンを記した横断幕を先頭に「被災地を全力で支援するぞー」「働く者のワーク・ルールを実現させよう」「職場や地域を活性させよう」などのシュプレヒコールを響かせた。

  

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