阿南署 泰阜小児童作成の標語を掲示

社会

[ 2015年 10月 16日 金曜日 16時40分 ]

 阿南署は、今月が全国地域安全運動および全国一斉特殊詐欺に対する取締・予防活動の強化推進月間であることを受け、ことし5月「わが家の生活安全課長」に委嘱した泰阜小学校6年生18人に被害防止の標語を考えてもらい、14日、村役場内に掲示した。

 依然として被害が後を絶たない特殊詐欺被害。事前に同署生活安全係員が学校に訪れ、オレオレ詐欺などの現状や予防活動の重要性を指導した。その後、6年生児童がそれぞれに標語を考え、同署が清書、印刷したものを作成し、この日代表児童3人と荒尾勝明署長ら同署員らが村役場を訪れた。

 贈呈・掲示式で荒尾署長は「一生懸命作ってくれた標語を多くの人に見てもらい、被害が出ないようにしていきたい」とあいさつ。標語を受け取った横前明副村長は「立派な標語をありがとう。声掛けによる防止がとても大事。村民の目に付くところに掲載し、村から1件も被害を出さないようにしたい」と話した。

 児童たちが考えた標語は「考えて 大金なんて ふりこむな 電話一本で ゆさぶるこころ」、「絶対に だまされない人 いないから 一人で決めずに だれかに相談」など、役場職員らも「子ども目線はすごい」と好評。「“オレオレ”の言葉に警戒、注意報」を考えた男子児童(12)は「だまされないように注意報の言葉を入れた。被害が出ないことを願いたい」と思いを述べた。

 11月末まで役場内の申請書コーナー付近に掲示するほか、ATMが設置されている泰阜、温田両郵便局にも掲示して注意喚起する。

 同署管内ではことしに入り、医療費をめぐる還付金詐欺で高齢者が約50万円をだまし取られる被害が1件発生しているほか、詐欺の前兆を14件確認している。昨年の被害件数は年間で2件だった。

  

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