阿智村が口蹄疫対策会議 「村内予防を徹底を」

社会

[ 2010年 5月 20日 木曜日 15時25分 ]

 阿智村は18日、宮崎県で感染が拡大する口蹄疫(こうていえき)の対策などを話し合う対策会議を開いた。村内で予防を徹底するとともに、下伊那地方事務所などを通じて飯田下伊那地方の各市町村にも迅速な行動を求めることを確認した。

 対策会議には畜産農家14戸、村営農支援センターとJAみなみ信州阿智地域事業本部、NOSAI、下伊那農業改良普及センターの担当者、村と契約する獣医、佐々木幸仁副村長、ふるさと整備課職員が出席。営農支援センターの村澤勲理事長が総体的な情勢、獣医が口蹄疫の概要と防除方法を説明した。

 この日までに決めた村内での対策は①畜産農家は九州方面への旅行は控える②消毒用動力噴霧機による畜舎と堆肥センターの防除③堆肥舎の周りと進入口への消石灰の散布④消毒液は村と獣医が確保⑤「家畜防疫上、関係者以外立ち入り禁止」の看板を設置する⑥郡下への行動喚起―など。

 防除は今週から始め、10日に1回の割合で実施する。村は議会と協議の上、6月補正で消毒液の購入費などの補助を検討するという。

 村は防疫対策の徹底を図るため、19日に下伊那地方事務所農政課、飯田家畜保健衛生所、下伊那農業改良普及センターを訪問。村内での対応を示した上で、管内でも十分な対策が図られるよう指導を依頼した。

 同村には肉牛の肥育を手掛ける畜産家が多く、ヤギ農家は4戸。豚の肥育は行われていない。肉牛はおもに京都など関西方面で消費されている。

 岡庭一雄村長は「村内では口蹄疫に対する危機感が特に強く、自分としても最大の関心を持っている。行政としてできる限りのことをするつもりだが、単独では限界がある。国と県にしかるべき対応をお願いしたい」と話している。

  

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