阿智村で乗合タクシー実証運行

社会

[ 2017年 9月 5日 火曜日 16時34分 ]

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 阿智村は1日から、交通弱者の通院、買い物、役場などへの用足し後の帰宅支援を目的に村内の商業地、医療機関、村役場からの乗合タクシーの実証運行を開始した。少人数ずつではあるが、毎日利用する人の姿が見られる。

 4日には伍和の上原波津子さん(87)が、診療所への通院と薬の購入のために駒場を訪れ、帰り道に乗合タクシーを利用した。

 1年前に足を傷めてからは、家から2キロほどの距離にある村内巡回バスのバス停まで歩くことが困難になり、同居の子や孫たちも働きに出ているため、月1回の通院には行き帰りともタクシーを利用しているという。

 「乗合タクシーが始まったと聞いて利用してみた。帰り道だけでも安い料金で乗れるのでありがたい」と喜んだ。

 また、同日利用した智里東の亀割竹男さん(69)は「停留所に雨を避けるものがないなど、まだまだ改善する余地がありそうだ」と話した。

 同村では各地区から村内巡回バスを運行しているが、帰りのバスまでに長い時間を待たなくてはいけないこともあった。昨年、村商工会が福祉タクシー券利用者を対象に試験運行を行い、結果とともに提言。村が実証運行に踏み切った。

 こまんば(下中屋ふとん店前)、橋上医院、村役場の村内中心部3カ所に乗車場所を設け、利用者の自宅まで送迎する。午前10時から午後5時までの正午をのぞく1時間おきの7便を運行する。

 利用には1時間前までの予約が必要で、各行き先の方面ごとにタクシーが配車される。料金は割安に設定しており、村が差額を運行事業者に支払う方式になっている。

  

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