阿智村沿道で両陛下をお見送り

社会

[ 2016年 11月 18日 金曜日 15時08分 ]

001お見送り

 天皇、皇后両陛下は18日、阿智村昼神温泉郷の宿泊先「湯多利の里 伊那華」を出発し、愛知県小牧市のメナード美術館へと向かわれた。昼神温泉周辺の沿道には近隣住民や宿泊客らが待ち受け、3日間滞在した両陛下を見送った。

 

 両陛下を見送った阿智村の熊谷秀樹村長と高坂美和子村議長は「天候にも恵まれ、紅葉も美しい時期に来ていただいた。緊張の3日間だったが、無事に過ごしていただけてなにより」と胸をなで下ろした。

 

 両陛下は17日に阿智村役場を訪問された時に「日本一の星空」に興味を示されたという。皇后さまは、皇太子時代にアフガニスタンを訪れた際に「星が見たい」とコメントしたところ国中で明かりを消して星空を演出してくれた思い出を話された。また、浪合神社に祭られる尹良(ゆきよし)親王、応接室に飾られた熊谷元一さんの童画にも興味を示された。

 

 満蒙開拓平和記念館で元開拓団員ら3人と懇談したことを振り返り、いままで苦しくて話すことができなかった体験を語り部として伝えていることに「忘れてはいけませんよね」と語ったという。

 

 熊谷村長と高坂議長は両陛下の印象を「話が上手でうまく話題を導いて下さる」「樹木などの自然に関心を示されて、さすが学者だなと感じた」などと話した。

 

 17日に満蒙開拓平和記念館前で待ち受けた伍和の男性(73)は「よく満蒙開拓平和記念館のことを知っていてくれ、おいで下さった。昼神温泉に陛下が泊まったことで名が売れれば」と語った。

 

 3日間、近所の仲間と村内で何箇所へも足を運び、最終日の見送りにも参加した伍和の女性(66)は「柔和な表情で上品な物腰で、気づかいや優しさを感じさせる方。阿智村に来てくれて感激している」と喜んだ。

 

 偶然昼神温泉に宿泊し、両陛下の見送りに加わった大阪市の男性(72)は「何回か陛下のお姿を拝見したことがあるけれど、今回のように最初から最後まで見たのは初めて。運のいい時に来られて良かった」と話していた。

  

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