飯伊地域で不法投棄発見件数が増加

社会

[ 2011年 2月 5日 土曜日 10時17分 ]

 飯田下伊那地域で不法投棄の発見件数が増加している。下伊那地方事務所環境課のまとめによると、本年度は昨年末現在で231件あり、最近5年間で最も多かった前年度の290件を上回るペース。要因について同課は「自治体のパトロール強化に加え、7月に迫った地上デジタル放送対応テレビへの買い替えが進んだことも影響しているのでは」とみている。

 3日に飯田市追手町の県飯田合同庁舎であった飯田・下伊那地区廃棄物不法投棄防止対策協議会の連絡会議で報告された。会議には、同課や飯田、阿南の両警察署、飯伊の14市町村、県産業廃棄物協会南信支部の担当者ら20人余が参加し、不法投棄の実態や対応、検挙件数などを把握し、意見を交わした。

 同課の報告によると、飯伊の過去5年度の不法投棄の発見件数は2007年度の200件を底にV字傾向。08年度は222件、09年度は290件に増えた。本年度は4~12月までに231件あり、09年度の同期間の195件と比べて36件(18・5%)上回っている。

 主な家電別の推移を見ると、テレビは07年度が19件(25個)、08年度が17件(31個)、09年度が15件(28個)。本年度は12月までに28件(31個)を確認した。件数と個数の差が少ないことも本年度の特徴となっている。

 テレビをめぐっては、7月24日にアナログ放送が終了し、地上デジタル放送へ完全移行される。古いテレビを処分する際は、家電リサイクル法に基づきリサイクル料金が掛かる。

 同課はテレビの不法投棄の発見件数が増えた要因について「一概には言えないが、デジタル化に伴う買い替え需要の増加も無視できない。各自治体のパトロールや監視態勢の強化も影響しているのでは」と分析している。

 同課の唐木学課長は「デジタルテレビの駆け込み購入に伴った不法投棄の増発が心配される。個人のモラルに願うものだが、それだけでは減らないのが現状。協議会関係者らが連携して、啓発活動や捨てられない環境作りに努めたい」と話した。

  

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