飯田保健所が年末一斉取締り、食品営業施設を立入検査

社会

[ 2013年 12月 21日 土曜日 14時14分 ]

 県飯田保健所は20日、飯田市松尾上溝の同市公設地方卸売市場の食品営業施設への立入検査を実施した。同保健所の食品衛生監視指導員5人が午前6時から約2時間、マルイチ産商、丸水長野県水、飯田青果を立入検査した。

 年末は、多種類の食品が短期間に大量に流通することから、衛生的な取扱いがおろそかになりやすく、ノロウイルスによる食中毒の発生しやすい時期とも重なる。このため、県は、食品取扱い施設の衛生管理の徹底を図るため、今月2日から27日まで県下一斉に保健所職員が立入検査を行うとともに、店頭からの食品抜き取り検査を実施している。

 飯田保健所では、スーパーマーケットや魚介類取扱い施設、仕出屋、弁当屋、旅館、給食提供施設など300件を対象に立入検査を実施。食品抜き取り検査は総菜、魚介類、魚肉練り製品、冷凍食品、牛乳、清涼飲料水、干し柿など37検体をすでに終えている。細菌検査や食品添加物検査、残留農薬検査などの結果、今のところ違反はゼロという。

 この日、立入検査を実施した同卸売市場では、鮮魚コーナーで商品の表面温度を計ったり、加工食品の添加物やアレルギー物質、保存温度、消費期限、賞味期限などの表示をチェックした。

 マルイチ産商水産事業部飯田支社の五十川忠志支社長は「メーカー規格で通常4000アイテムぐらいあるが、これからおせち料理も加わる。賞味期限や原材料などの表示の問題で消費者に安心して買ってもらえるようにするのが我々の務め。普段扱っていない商品も来るので細心の注意を社員に指示徹底している」と説明。

 同保健所食品・生活衛生課の課長は「以前と比べると数えるほどしかないが、加工の段階で髪の毛が混入するケースが一番多い。消費者の安全と安心の確保を図るため、特にノロウイルスによる食中毒を防ぐために、せっけんによる手洗いや、加熱調理する料理は中心部まで十分に火を通していただきたい」と話していた。

 本年度になって県内では11日現在、14件の食中毒が発生。飯田保健所管内では、ノロウイルスを原因物質とする、飲食店の調理従事者からの2次汚染で6月に1件発生した。昨年度は県内で19件、同保健所管内ではいずれもカンピロバクターとジェジュニを原因物質とする、原材料の汚染と加熱不足で4月と5月に各1件発生している。

  

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