飯田保健所が食品の年末一斉取締り

社会

[ 2015年 12月 14日 月曜日 10時44分 ]

 県飯田保健所は、食品取扱い施設への立入検査と食品の抜き取り検査を行う「食品等の年末一斉取締り」を進めている。11日には飯田市鼎名古熊のアピタ飯田店の協力を得て、食品営業施設への立入検査を公開した。

 年末は、多種類の食品が短期間に大量に流通するため、衛生的な取り扱いがおろそかになりやすい。特にことしはノロウイルスの新型が流行する兆しがあるため、手洗いの励行や健康管理の徹底が求められている。

 年末一斉取り締まりは県内一斉に1日から28日まで実施中。管内では、スーパーマーケットや魚介類取り扱い施設、仕出し屋、弁当屋、旅館、給食提供施設など約150施設(250許可件数)を立入検査。食品の衛生的な取扱い方法や適切な表示などを確認し、指導を行う。

 また、食品の製造施設や販売施設から、年末年始に多く流通する食品を中心に抜き取り検査(細菌、食品添加物、残留農薬など)を実施し、違反食品の流通を防止する。検査対象食品は、惣菜や魚介類、魚肉練り製品、冷凍食品、牛乳、清涼飲料水のほか、飯田の特産である干し柿も含まれている。

 抜き取り検査で実際に施設から検査対象食品をもらってきて検査する予定検体数36のうち干し柿が22検体に上る。同保健所食品・生活衛生課の課長補佐は「干し柿はこの時期しかとれないので、集中的に検査を行っている」と説明した。

 アピタ飯田店では、同保健所の食品衛生監視指導員2人が食品の消費期限・賞味期限の表示を確認したり、食肉にレーザーを当てて温度管理を確認。記録の点検なども行った。

 同店の食品副店長は「ことしはノロウイルス流行の兆しがみられるので、お客さまに迷惑が掛からないよう、手洗いや温度管理を重点に安心安全の売り場づくりに努めている」と説明。終了後、食品・生活衛生課の課長補佐は「適正に管理と処理がされていた。従事者の手洗いや健康づくりも確認しながら、食中毒の発生防止対策が十分とられていた」と語った。

  

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