飯田市に環境モデル都市認定記念パネルディスカッション

社会

[ 2010年 3月 1日 月曜日 8時55分 ]

 飯田市が環境モデル都市に認定された2009年1月23日とISO14001自己適合宣言を行った03年1月23日を記念したパネルディスカッションが26日夜、市役所であった。南信州広域連合と下伊那郡町村会の後援を受け「低炭素な南信州を目指して!」と題して、飯田市にかかわりの深い3人の女性講師を招いた。約60人が聴講した。

 パネリストを務めたのは、環境モデル都市の選定や中心市街地活性化などで飯田市とかかわりのある内閣官房地域活性化統合事務局の浜島直子氏と、自己適合宣言のISO監査で7年前から毎年飯田市を訪れている摂南大学経営情報学部准教授の山本芳華氏、コーディネーターを務めたのは飯田市が毎年参加している環境首都コンテストで飯田市の採点を4年前から担当するNPO法人環境市民理事の下村委津子氏。

 冒頭、牧野光朗市長は「環境首都コンテストは今までは健康診断のつもりだったが、最後(2010年度)には環境首都を狙ってみたい。飯田ならではの取り組みを伸ばし、弱いところを克服していけば狙えないわけではない。環境首都のレベルに届くよう努力していきたい。今日は多様な主体で低炭素な南信州をつくっていくための1つのステップとしたい」とあいさつした。

 パネルディスカッションの中で、浜島氏は飯田市が環境モデル都市に選ばれたことについて「太陽光パネルを生かした実績と中心市街地活性化の取り組みが評価された」と説明。飯田市の強みと弱みについて「中心市街地の活性化にまちぐるみで取り組んでいるのが強み。飯田の情報が東京にあまり伝わってこないのが弱み」と語った。

 山本氏は「飯田市の一番の強みは人の温もりを感じられるまち。ISO14001は信頼性を制度で担保するが、自己適合宣言は人を信頼し自分で情報をオープンにしないと認められない。人を信じている温もりがある。弱みは人がよすぎること。もっと人を使えるようになればまちはずっと変わる」と指摘。「ドラスチックにやろうと思うと経済的自立度を主軸に統合的マネジメントシステムで南信州という大きな視点が必要」と語った。

 下村氏は、環境首都への道について「飯田市は情報公開、自治体環境基本構想、ごみ減量化が弱い。ごみ減量化はリサイクルという最後の手段でなく入口のところでごみが発生しないように働きかける政策があるといい」とアドバイスした。

  

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