飯田職安がふる里就職の集い開く

社会

[ 2010年 5月 25日 火曜日 8時20分 ]

 来年3月に大学、短大、専修学校を卒業予定の学生を対象とした就職面接会「ふる里就職の集い飯田2011」(飯田職業安定協会、飯田公共職業安定所主催)がこのほど、飯田市育良町のシルクプラザで開かれ、県内外で学ぶ地元出身者ら161人が地元企業35社の人事担当者と面談した。不況に伴う雇用情勢の悪化を受け、企業数が例年を大きく下回る一方、学生が増大。昨年に続き、就職活動戦線は氷河期の様相を呈している。

 地域産業を支え、経済を活性化させる人材の確保と、古里での就職を望む若者の支援を目的に1984(昭和59)年から毎年開いている。

 スタート直後から、リクルートスーツに身を包んだ学生たちが続々と集合。受け付けで手渡された冊子に目を通した後、気になる企業のテーブルに並び、順番を待った。

 各ブースでは、担当者が業務内容や募集職種について説明を行い、学生からの質問に応じた。

 参加企業数は前年より2社増えたものの、一昨年比でおよそ20社減。求人総数は112人で、343人だった一昨年に比べて7割ほど減っている。

 売り手市場から買い手市場に転じた雇用情勢の厳しさを肌で感じてきた学生の参加者はことしも増加。熱心に各テーブルをめぐり会社側の話に耳を傾けていた。

 中京圏で就職活動を展開してきた愛知県の学生(22)は「できれば地元で就職したいが、受け皿が小さく厳しいかもしれない」と不安を口にした。

 会場では、参加企業別にブースを設置して事業内容や募集職種、選考日程などの情報を提供したほか、相談コーナーも設けた。

  

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