飯田職安が障害者ふれあい面接会開く

社会

[ 2011年 10月 28日 金曜日 9時50分 ]

 障害者を対象にした「ふれあい面接会」が26日、飯田市東栄町の飯田勤労者福祉センターで開かれ、体に障害を持つ求職者約80人が15社の採用担当者と集団面談した。

 厳しい雇用情勢の下、再就職を目指す障害者と事業所が個別に接触する場と位置づけ、飯田公共職業安定所(高野元良所長)が毎年開いている。

 ことしは前年を2件上回る15社の企業が面接のテーブルを並べ、希望者の一人ひとりと面談。採用担当者は就労している障害者の状況や職種の紹介、面接日程の説明などを行い、求職者の質問に応じた。

 職安によると、常用労働者数が56人以上の一般民間企業には、1人以上(1・8%)の障害者を雇用する義務がある。一昨年の管内実績は全国の1・68%、全県の1・78%を上回る1・86%で平均は法定雇用率に達しているものの、未達成企業が全体の3割あり、依然として多いという。

 再就職を目指しているという松川町の男性は「障害者枠で内定が決まっていたが、取り消されてしまい、厳しさを実感している。結婚を予定しているのでなんとか定職に就きたい」と話していた。

 昨年は面接会をきっかけに、出席者の7分の1にあたる10人の就職が決定。昨年を上回る就職者の増に期待を寄せた高野所長は「1人でも多くの方が就職に結びつくよう、未達成企業を中心に理解を求めていきたい」と話した。

 飯伊では飯田地区障害者雇用促進協議会が職業的能力に応じた最善の進路選択の援助、職業リハビリ、職業訓練などに取り組んでいる。

  

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