飯田酒造協会が震災義援金キャンペーンを開始

社会

[ 2011年 5月 12日 木曜日 8時35分 ]

 飯田酒造協会(濱島光男会長)は11日から、生産者や酒店、飲食店、消費者らが協力し合いながら行う震災義援金キャンペーンを開始した。喜久水酒造で製造する特別本醸造「たかね錦」が1本購入されるごとに300円が日本赤十字社に寄付される仕組みで、1年間にわたり展開する。

 3月11日発生の東日本大震災、翌12日発生の県北部地震を受け、1日も早い復興を願う企画。対象となるのは「がんばろう日本」のラベルが貼られた「たかね錦」1・8リットルで、消費者と飲食店、販売する酒店、生産者と流通卸の3者間がそれぞれ同酒1本につき100円を寄付する。通常よりも100円割高の税込み2205円で1年間販売し、1万本、計300万円の寄付を目指す。

 同酒は「たかね錦」を100%使用。1950年代に盛んに栽培されていた同酒米をよみがえらそうと、種もみ探しから始まり、わずか10グラムの原種から純粋栽培したもの。飯田下伊那地域の約15戸の契約農家が栽培して96年に復活し、現在は全国栽培量約5000俵のうちの1000俵を栽培している。

 喜久水酒造の下澤政弥専務は「たかね錦は苦難の道を経て、一度外された酒造好適米に再登録された。昔の米を復活、よみがえらせたという思いも込めて、被災地の支援に少しでも役立てばうれしい」と話していた。

  

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