鳥インフルエンザウイルス現地連絡会議開く

社会

[ 2011年 2月 17日 木曜日 15時24分 ]

 愛知県新城市の養鶏農場で14日、鳥インフルエンザウイルスの感染が確認されたことを受け、下伊那地方事務所や飯田家畜保健衛生所、飯伊14市町村などの担当者らによる下伊那地域の現地連絡会議が15日、飯田市追手町の県飯田消費生活センターで開かれた。発生農場から県境までは直線距離で30キロ余と近いこともあり、引き続き緊張感を持って防疫対策に臨むことを確認した。

 県によると、14日夜までの調査で、100羽以上を飼う県内の養鶏農家全128戸に異常がないことを確認。新城市の発生農家と取引などで直接的な接触があり、感染リスクが高い「疫学関連農場」は県内で確認されていないという。間接的な接触の可能性が否定できない農場は3カ所あったものの、同日の立ち入り検査や簡易検査で異常は見つからなかった。

 下伊那連絡会議で飯田家畜保健衛生所の中沢宏明防疫課長は、農家に対する防疫対策の強化指導ポイントとして▽防鳥ネットに隙間がないかどうかなどの点検▽異常を早期に発見するための日常の念入りな観察―などを列挙。新城市の事例について、一連の対応が迅速に進んでいる点を評価し「参考にしてほしい」とした。

 下伊那地事所農政課の本井治課長は「(県内や飯伊でも)いつ発生するか分からない」と表情を引き締め「緊張感を持って臨んでほしい」と呼び掛けた。

  

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