1年の実証経て本格運行

社会

[ 2020年 10月 1日 木曜日 15時47分 ]

 昨年10月から実証実験を続けていた高森町の公共交通バスが1日、本格運行を開始した。合わせて停留所を増設し、一部でフリー乗降区間を設けるなど利便性を向上した。

 同日は本格運行のスタートを祝い、出発地の下伊那厚生病院(吉田)近くで式典も開いた。壬生照玄町長は本格運行の実現を喜び関係者に感謝。「地域の皆さんの足として利用してもらいたい。今後もより使いやすいバスになるよう取り組んでいきたい」と述べた。

 運行事業者の北部タクシーの村澤文彦社長は、バス内の感染症対策の徹底を強調し「エッセンシャルワーカー(日常生活に欠かせない仕事を担う人)としての使命を果たしたい」と語った。

 町は1987年から、町内を循環する福祉バスを運行。他の公共交通機関と接続でき、通院、通学、買い物、観光など幅広く活用できる公共交通バスへの変更を計画した。

 昨年10月から実証実験を行い、今年4月に有償化。新型コロナウイルスによる利用減などもあったが、継続した利用が見込まれることを確認し、本格運行に移行した。

 同日から、吉田河原保育園東に停留所を新設した。山吹方面の通学・通勤用のバスで新たに、停留場以外でも乗降車が可能な「フリー乗降区間」を設けた。バス車両も年度内に更新する。

◎写真説明:高森町公共交通バスが本格運行

  

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