JR飯田線活性化期成同盟会が総会

社会

[ 2016年 4月 29日 金曜日 8時16分 ]

 上下伊那地域の市町村や広域連合、経済団体などでつくる「JR飯田線活性化期成同盟会」の2016年度総会が28日、伊那市役所で開かれ、本年度の事業計画案や予算案などを承認した。飯田線の利便性の向上を狙いに、15年度に圏域の高校2年生約3000人を対象に実施したアンケート調査の結果も踏まえ、効果的な対策を検討するほか、飯田、駒ケ根、伊那の圏域ごとに利用促進企画を展開する。

 2年間の会長を務めた白鳥孝伊那市長は「2027年のリニア開業を見据え、アクセス網として飯田線が果たす役割はますます重要」と強調。「延長約200キロ、駅は93を数えるなど魅力は満載。秘境駅などを上手に生かすべく、一丸となって活性に取り組もう」と呼び掛けた。

 本年度は、飯田線を守り活用する輪をさらに広げようと、11月に「飯田線ぷらっとフォーム」と題したシンポジウムを駒ケ根市で開催。基調講演やパネル討論会を通じて、飯田線の必要性や魅力、にぎわい創出に向けた可能性などを探る。

 首都圏や中京圏向けのPR活動は上伊那、南信州の両広域連合を中心に企画する。JR東海や国への要望活動も見込む。飯田市の担当企画として、飯田線のPRグッズを制作する。圏域ごとの企画のうち、南信州はイベント列車の「南信州秘境駅の旅~秘境駅から遠山郷へ」を秋に予定する。

 事業報告によると、前年度は飯田線を紹介するクリアファイルを作成。県下伊那地方事務所は飯伊管内の各駅にスポットを当てた「飯田線パンフレット」を1200部作り、先日に公表した。

 役員改選があり、新会長に駒ケ根市の杉本幸治市長が就いた。

  

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