りんご並木車両進入の自主規制開始~歩行者優先の意識付けへ~

社会

[ 2014年 8月 2日 土曜日 10時22分 ]

りんご並木自主規制 飯田市は中心市街地の「りんご並木」について、「歩行者優先」の意識を広めようと、流入口2地点で車両進入の自主規制を1日から始めた。来年1月末まで6カ月間、社会実験の位置付けで通行量などを調査する。

 

 中央公園側の「中央通り」と市立動物園側の「扇町」の入口2カ所に「車両進入禁止(自主規制)」の文字や趣旨を記した看板を設置。ドライバーに進入の自粛を求める。

 

 法的拘束力や罰則はなく、初日の午前は通過時に看板表記に気付き、減速しつつも進入していく車両も見られた。市商業・市街地活性課は期間中の4回、同所で通行量調査を予定しているが「日増しに認知や理解度が高まれば」としている。沿道住民への聞き取り調査も行う。

 

 りんご並木は市道だが、歩道と車道の区分がなく、市は「安全・安心に歩いて楽しめる環境整備」に取り組んできた。2009、11年度にも同2カ所で車両規制の社会実験を展開したが、半年にわたる長期は初。歩行者優先の理解を広めるとともに、歩行者の安心・安全を高めるための方策や課題を探る。

 

 同課によると、りんご並木の平日(10月の午前7時―午後7時)の通行量は、13年度の歩行者が1704人で04年度比56・3%増えた一方、自動車は1106台で同56・2%減っている。

 

 09年度の社会実験は10月の平日2日間、車両の進入を警備員も配置して強制的に規制。期間前比で、並木全体の車両進入台数は54%減だった。11年度は今回と同じく看板による「自主規制」で2カ月間行い、進入車両は実施前と比べ最大42%減だった。

 

  

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