ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)南信州ステージが開かれた19日夜、飯田市錦町のシルクホテルでステージの歓迎パーティーが開かれ、関係者ら100人がステージの成功を祝った。大会長の阿部毅一郎・自転車月間推進協議会会長代行は、地域を挙げてのステージ運営を評価。牧野光朗飯田市長は福島晋一選手の熱走を挙げ、「子どもたちが素晴らしい夢を見られた」と讃えた。
レース主催者や南信州の実行委、協賛企業、参加チームのスタッフらが参加。立食パーティー形式で宴を設け、懇親を重ねた。
あいさつで、牧野市長は「最後に大変な熱い走りを見せてくれ、市民を熱狂させてくれた」とゴールスプリントまで先頭を走った飯田市民レーサー、福島に感謝。「これからもステージが続くように関係者にがんばっていただきたい」と要望した。
阿部大会長は「雨を吹き飛ばすような熱戦だった」と振り返り、地元関係者の積極的な協力に謝意を伝えた。
自身がキャプテンを務めるクムサンジンセンアジアや、かぶちゃん農園ボンシャンス飯田のメンバーらと出席した福島選手は「ずっと飯田で優勝することが目的だった。悔しさはあるが、選手人生の中での課題にしたい。飯田の応援の中を走れて気持ちよかった」とあいさつ。残る3ステージでの奮闘を誓い、自身2度目となる総合優勝を目指すと決意を語った。
乾杯の後は料理を囲み、レースのビデオ映像などを通じて白熱したステージを振り返った。