「自分のペースでやり抜いて」千葉真子さん迎え陸上教室

スポーツ

[ 2009年 12月 8日 火曜日 15時30分 ]

 下伊那郡体育協会(会長・竜口文昭松川町長)は6日、30周年記念事業として、元マラソン選手の千葉真子さんを迎えた陸上教室を松川町元大島の松川中央小学校グラウンドで開いた。飯田下伊那で陸上競技を行う小中学生、高校生、社会人など約150人が参加し、走り方のポイントや夢をあきらめない姿勢を学んだ。

 下伊那郡体育協会は1980(昭和55)年に設立。記念事業は30年間の歩みを振り返るとともに、一流選手との交流を通じてスポーツをより生活の中に取り入れてもらおうと行った。

 陸上教室では、千葉さんが走り方のポイントとして「姿勢」「腕の振り」「呼吸」の3つを挙げ、腰を高い位置に保ちながら上半身と下半身を連動させて、息を吸うことより吐くことに意識を向けるように―と、アドバイスした。

 参加者は教わったポイントを意識しながら直線を走ったり、トラックを一定のペースで走る5分間走に取り組んだり。3チームに分かれ、2人1組で手をつないで走るチーム対抗リレーも行い、互いのチームに熱い声援を送っていた。

 千葉さんは「勝負も大事だけど、一番大事なのは自分のペースで最後までやり抜くこと」とし、「本格的に陸上部に入ったのは高校生から。目の前の小さな積み重ねがオリンピックへの架け橋になった。前を向いて笑顔で頑張れる人は、夢や目標を達成できると思う」とエールを送った。

 阿智村駅伝部で阿智中学校1年の牛山杏香さん(13)は「姿勢とか手の振りとかすごく参考になって走りやすかった」と話し、飯田下伊那駅伝部のキャプテンで、松川町生田の松山克敏さん(36)は「動き作りは疲れた時に役立つ。チームに帰ってみんなに教えたい」と語った。

 記念事業の塩沢誠治実行委員長(81)は「子どもが実際に経験できる非常に良い機会だった。町村ではスポーツ人口が減っている。増えるように進めていきたい」と話した。

 千葉さんの講演会と30周年記念式典も行われ、功績のあった役員や選手を表彰した。表彰者は次の皆さん(敬称略)。

 松井章、菅沼一弘、井原正治、塩沢悟、北原正雄、倉田宗夫、南島俊三、加藤博、木下寿、関博文、宮下彰、松尾敏文、宮下敏則、牧之瀬和志、大沢琢臣、西永佳人

  

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