パラ五輪銀メダルの吉川選手に市政功労表彰

スポーツ

[ 2010年 4月 22日 木曜日 15時40分 ]

 3月にカナダのバンクーバーで開催されたパラリンピック冬季競技大会でアイススレッジホッケー日本代表として銀メダルを獲得した飯田市三日市場の会社員、吉川守選手(40)が20日、市役所で市政功労表彰を受けた。牧野光朗市長は「広く市民に希望と活力を与えるとともに、障害者の社会参加の促進に多大な貢献をされた」と功績をたたえ、市の表彰規則により記念品(銀杯)を贈り表彰した。

 市政功労表彰は表彰規則に基づき、公職を永年務めたり100万円以上の寄付をした人を対象に、毎年10月1日に行っている。市は今回、吉川選手の偉業をできるだけ早く顕彰するため、表彰規則に定める「その他特に市政に功績のあったもの」という規定を適用し、10月1日を待たずに表彰を行った。

 表彰に先立ち、吉川選手は「4大会目にしてメダルを取ることができ本当にうれしい。準決勝でカナダに勝った時は鳥肌が立つぐらいうれしかった。多くの人に支えられて頑張ってきた結果がメダルとして残せれてうれしく思う」とあいさつ。市政功労表彰を手渡した牧野市長は「強豪のカナダに勝って決勝へ進出したのは大変な偉業。銀メダルの結果をうれしく思う。南信州地域住民もすばらしかったと思っている。地域を挙げて送り出し、見事に期待に応えてくれてお礼申し上げる。4年後さらに上を目指すのであれば地域を挙げて後押ししたい」と述べた。

 中島武津雄議長は「吉川選手は40歳。まだまだ上を目指せる。もう一度夢を与えていただきたい。地域から国際大会でメダルを取るのは初めての快挙。偉業に感謝しながら、さらに上を目指すことをお願いしたい」と祝辞を述べた。

 吉川選手は「何らかの形で続けていき、現役として代表に選ばれればいい。若い人たちの励みになる。障害者が練習できる設備や環境の面で良くなれば選手が増える。飯田市はそうした施設が整っていないため、練習に苦労している。障害者がスポーツを通して社会参加できるよう格段の配慮をお願いしたい」と要望した。

 吉川選手は長野、ソルトレーク、トリノの各パラリンピック冬季競技大会でいずれも5位のほか、世界選手権に5回出場している。

  

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