ボンシャンス飯田が新チーム態勢を発表

スポーツ

[ 2011年 3月 2日 水曜日 9時27分 ]

 飯田市に本拠を置く自転車のクラブチーム「ボンシャンス飯田」は26日、2011年シーズンのチーム態勢を発表した。ロード部門は初の地元出身選手を含む6選手を迎え、13人で臨む。メーンスポンサーだったかぶちゃん農園との契約が切れたため、今後は市民や地元企業への支援要請などを進めながら、新たな運営方法を模索する。

 同市川路の天竜川総合学習館で発表会を開き、福島晋一代表らが6年目の新態勢やレース計画を説明した。

 ロード部門には、鈴木近成(21)=東京=、小橋勇利(16)=愛媛=、大浦恭史(17)=富山=、今野大輔(17)=飯田市=、中村滉平(18)=同=、牧野翼(16)=神奈川=の6選手が加入。プロの福島代表(39)=飯田市=、奈良基選手(29)=宮城=も、国内レースはボンシャンスから参戦する。

 13選手のうち、4人を3月上旬に本場のフランスに派遣。ほかは飯田を拠点に練習し、国内の実業団レースなどを転戦する。

 トラック部門には競輪選手ら5人が所属。地域の育成グループを主体に昨年発足したキッズ・ユース部門には、高校生によるジュニアチームも発足し、地元出身の次世代選手養成を目指す。

 かぶちゃん農園との契約が切れたため、メーンスポンサーを失う形となったが、今後について福島代表は「新たなスポンサーを探すか、市民の皆様の応援で運営するチーム体制にするかなどを模索しているが、確定には至っていない」と説明。幅広い市民や地域企業の支援を得ながら運営する組織づくりなども視野に、時間をかけて検討するとした。

 選手たちは、数日前までのタイ合宿で日焼け顔。マイクを握ると「フランスから勝利を持ち帰りたい」「飯田で基礎を身に着けたい」など決意を語った。

 新加入の今野選手は、初の地元出身選手となる。同市立旭ケ丘中学校の2年生だった4年前にツアー・オブ・ジャパン南信州ステージを観戦し、ロードレースに魅了された。

 アドバイスを受けてきた福島代表に認められて加入。今月初旬にも他の3選手とともに渡仏し、基礎的な体力づくりや本場のレースの雰囲気を体験するという。

 「タイで体力づくりの基礎を学ぶことができた。すぐには結果は出せないが、しっかりベースをつくり、強い選手になることが目標」と語った。

 福島代表は「やらなければいけないことはたくさんあるが、しっかり筋力トレーニングをして、新城幸也選手のような強い選手に育ってほしい」とエールを送っていた。

  

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