ラグビーの第6回全国高校7人制大会(アシックスカップ2019)は19~22日、上田市の菅平高原サニアパークで行われた。県代表の飯田は16組に分かれた予選リーグを2勝し、各組1位で争うトーナメント「カップ戦」に初進出。カップ戦1回戦は優勝した桐蔭学園(神奈川)と当たり、5―38で敗れた。
飯田は2年連続5度目の出場。これまで予選リーグでの勝利はなく、「予選リーグ1勝」を目標に掲げて臨んだ。
予選リーグは大津緑洋(山口)、山形中央と対戦し、いずれも快勝。リーグ1位でカップ戦進出を決めた。
カップ戦の1回戦で桐蔭学園に敗れたものの、飯田の湯沢一道監督(56)は「アタック力など通用した面があり、試合になった。飯田の選手に対する周りの評価も高かった」と手応えを示した。敗者戦も善戦し、花園予選がある秋に向けて収穫の多い大会になったようだ。
全国大会は各都道府県代表と前回優勝チームの計48校が出場した。決勝は桐蔭学園が国学院栃木を24―22で破り、初優勝した。
▽予選リーグ
飯田34 24―0 12大津緑洋
10―12
飯田38 28―0 12山形中央
10―12
▽カップ戦1回戦
飯田5 5―21 38桐蔭学園
0―17
◎写真説明:全国大会で躍動する飯田の選手