ラグビーW杯のキャンプ地誘致断念

スポーツ

[ 2016年 12月 1日 木曜日 16時43分 ]

 2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で、南信州地域へのキャンプ地誘致を模索してきた飯田市教育委員会は1日、断念する意向を決め、飯田ラグビーフットボール協会(木下要弥会長)や地域のスポーツ振興に取り組むNPO法人南信州クラブ(小澤健理事長)に伝えた。施設面などで「誘致条件を満たすことが難しい」とし、大会組織委員会が今月22日を締め切りとする公認チームキャンプ地の応募は行わない。

 誘致には、フル規格の天然芝グラウンドや体育館、プール、ジム、宿泊施設などが必要。市教委生涯・スポーツ学習課は詳細な規格条件も踏まえ、飯田下伊那管内の想定施設を検討し、大会組織委にも照会したが、市総合運動場(松尾明)の芝生グラウンドの期間前後の管理やジム施設の確保などで難点は多く「時間的・財政的にも調整は厳しい」と判断した。

 両団体は昨年秋から、市体育協会や市などと共にキャンプ地誘致に向けた協議を進めていた。W杯の国内開催地(12都市)の一つに豊田スタジアム(愛知県豊田市)が含まれ、南信州は高速道の利用で約100キロ圏域にあることから「有力なキャンプ候補地になる。南信州を広く知ってもらう機会にもなる」(小澤理事長)と訴えていた。

 南信州クラブなど関係機関は「国際交流の推進や地域経済の活性化につなげたい」として、専門委員会の中に▽キャンプ誘致▽外国人観戦者誘致▽芝生グラウンド構築―の3部会も立ち上げ、誘致に向けたPRキャラバンなどにも取り組んでいた。

 誘致断念の意向を受け、小澤理事長(59)は「地域に活気を呼び込もうと取り組んできただけに非常に残念だが、W杯に合わせた誘客や交流活動に全力を投じたい。誘致いかんを問わず、今後も地域内のスポーツ環境の充実に取り組む」と話した。引き続き、2020年の東京五輪・パラリンピック関連のキャンプ地誘致を目指していく。

  

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