下條村親田で剣道寒稽古開く

スポーツ

[ 2016年 1月 26日 火曜日 10時44分 ]

下條村親田寒稽古

 下條村親田で22、23日の夜、子どもたちを対象に剣道寒稽古が開かれた。県内トップクラスの強さを誇る下條少年剣道クラブの原点ともされる同稽古は、半世紀にわたり続く地区の伝統行事。子どもたちは竹刀を振りながら剣道の基礎や礼儀作法を講師から学んだ。

 文武両道の健やかな成長を祈り、親田区公民館が主催してから1年も途切れることなく50年余継続している。地区外からの参加も徐々に増え、日が暮れてから始まる計5日間の稽古に、ピーク時は20~30人が参加。厳しい稽古から巣立った子どもたちが中心となった「少年剣道クラブ」発足のきっかけになり、2年前まではクラブ会員も稽古に参加していた。

 一方、昨年から原点に立ち返り「地元の子どもたちが楽しく剣道に触れ合える機会に」として稽古のあり方を見直し、計2日間、各1時間半程度に縮小。3歳から小学校4年生までの7人が会場の親田コミュニティーセンターに集まり、講師の男性(57)から指導を受けた。

 講師の男性も小学4年から寒稽古に参加した1人。高校生から40年間、同稽古の講師を務めているほか、居合道では全国大会優勝の経験も持つ。「剣道を好きになってもらいたい」と冗談を交えながら楽しく指導する一方、体の芯から出す「めん」の高らかな声が緊張感を生み出し、参加した子どもたちや見守る保護者らの背筋を伸ばした。

 静座から互いに礼をした子どもたちも「め~ん」と大きな声を出して寒さを吹き飛ばし、竹刀の持ち方から振り方、つま先を使った移動の仕方などを体験した。4年生の女子児童(10)は「気合が入った。剣道も面白いと思った」と話した。

 講師は「声もしっかりと出て元気があって良かった。途切れることなく続く地区の伝統。規模が小さくなっても継続していきたい」と語った。

  

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