飯田市丸山公民館体育部(木下幸彦部長)はこのほど、「囲碁ボール大会」を同公民館で開いた。同地区では初めて開催。24チームが出場し、ニュースポーツ「囲碁ボール」のプレーを楽しんだ。
同地区ではこれまで囲碁ボールを行ったことがほとんどなかったが、昨年9月に体験会が実施されたことをきっかけに、「飯田市ニュースポーツフェスティバル」の同競技へ2チームが出場。徐々に浸透し、今回初めて地区内での大会開催に至った。
この日は子どもから高齢者まで、約60人が参加。ルール説明と練習が行われた後、各コート4チームでリーグ戦を展開した。
49個の目がある人工エアマットに向かって、チームごとに木製スティックでボールを打っていく。セーフボールとして入っているボールの数がポイント得点、縦・横・斜めのいずれかの目に3―5個まで並べるとライン得点が入る。
ねらった目にボールを載せようと慎重に打ったり、マット上の相手チームのボールを妨害したり。和気あいあいとした雰囲気の中で試合は進み、得点が入ったマットの周囲からは盛んに歓声が上がっていた。
木下部長は「初めての大会なので不安だったが、こんなにたくさんの人が集まってくれるとは思わなかった。幅広い年齢の人たちが参加してくれた。年に1回と言わず、2回くらい開くことができれば」と話していた。