飯田、13年ぶり初戦突破 全国高校ラグビー

スポーツ

[ 2011年 12月 29日 木曜日 13時54分 ]

 第91回全国高校ラグビー大会(日本ラグビー協会など主催)2日目は28日、東大阪市の近鉄花園ラグビー場で1回戦の残り8試合を行い、2年ぶり7度目出場の飯田が20―18で高鍋(宮崎)に逆転勝ちし初戦を突破した。

 飯田の2回戦進出は、1998(平成10)年の第78回大会以来13年ぶり。県勢にとっては、前回の岡谷工に続き2年連続。

 両校ともジャージーが緑と白の横じまのため、セカンドジャージーを着用し対戦。飯田は赤を基調に、両脇に緑の縦ラインが入ったセカンドジャージーで臨んだ。

 飯田は最終盤に再逆転すると相手の反撃を振り切り、念願だった勝利をたぐり寄せた。

 開始早々に先制点を許したが、前半11分に追撃のトライ。2点差で前半を折り返すと一進一退で、ペナルティーキックなどで互いに点を取り合った。試合を決めたのは後半19分、相手ゴール前でFW陣がサイド攻撃を仕掛け、最後は、密集からボールを受け取ったフランカーがそのままゴールラインの向こうへと飛び込んだ。

 「過去の長野県のチームの中で、FWが最もボールを動かせるチーム」と湯沢一道監督が自負する飯田は、平均体重で上回るFW戦で圧倒。序盤からボールを支配すると素早いパスワークで相手の守備隊形を崩し、密集戦でゴールラインを割った。

 ボールを動かすことにこだわったという飯田。センターが中央寄りから防御網を引きちぎって大きくゲインするなど、この日はバックス陣も得点に絡んだ。

 主将は涙をぬぐい「がんばってきて本当によかったです」と素直に喜んだ。

 湯沢監督は就任7年目で、花園出場は3回目。88回大会は3―45で京都成章に、89回大会は5―51で尾道にともに敗れ、ようやくつかんだ勝利に「花園で勝つのは難しい」と安堵の様子。同校13年ぶりの勝利には「一生懸命にやってきた選手たちへのごほうびです」と控えめに喜んだ。

 ただ、ゲームを支配した一方、トライ数は3本。湯沢監督は「試合内容を考えると5、6本は取れたと思う」と指摘。接点での反則とハンドリングミスを反省点とし、2回戦に向けては「しっかり修正し、次はチャレンジャーのつもりで挑む」と話した。

 高鍋は2年ぶり19度目の花園。FWの平均体重は77・8キロ。FW戦で劣るため、FBが精度の高いキックでゲームをコントロールし、グラウンドを広く使ったオーソドックスなランニングラグビーを展開したが、及ばなかった。

  

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