NPO法人南信州クラブのジュニアラグビースクール(中学生)がこのほど、千葉県習志野市で開かれた「第8回東日本U15ラグビークラブ大会」に出場して3位に入り、9月13―15日に茨城県水戸市で開催される「太陽生命カップ2014第5回全国中学生ラグビー大会」(日本ラグビー協会主催)への出場権を獲得した。全国出場は初。
東日本大会は9チームが参加。南信州は1回戦の埼玉セントラルRS(埼玉県)を36―7で破り、準決勝は第1シードの横浜RS(神奈川県)に5―48で敗退。3位決定戦に進み、高崎RS(群馬県)に24―21で競り勝った。
3位決定戦で、南信州は前半を5―21で折り返したものの、後半に入ると一転。FWがモールサイドを突いて相手のディフェンスを下げるなどして試合の流れを引き寄せ、2トライ1ゴールで4点差に縮めた。その後も、体を張ったプレーとミスのない連携で逆転に成功。指揮官は「みんなが思いを一つにして勝ち取った成果」とたたえた。
チームの主将は「全国大会でも自分たちの力を信じ、チームの心を一つに頑張りたい」と意気込みを語った。
横浜RSと八王子RS(東京)との決勝は、横浜が46―0で第2シードの八王子を下した。