喬木村は25日、1日15分以上の運動をした住民の人口に占める割合を競う笹川スポーツ財団(東京)主催「チャレンジデー」に参加した。10年連続の参加で、県内では唯一。
同村を含む全国103の自治体・地域で一斉に実施された。昨年までは参加者の人口に占める割合を競ってきたが、今回は東日本大震災に伴い参加できない自治体が出てきたことから対戦形式は取りやめた。
同村では早朝のラジオ体操に始まり、健康ウオーキング、ゲートボール、マレットゴルフ、ミニサッカー、バドミントン、ソフトバレーボール紅白試合など各地で実践。午後9時まで続き、多くの住民が用意したさまざまなスポーツで心地よい汗を流した。
うち阿島のAコープたかぎ店駐車場では、ニュースポーツと体力測定ができるテントを特設。買い物ついでの親子連れらが気軽に立ち寄り、体力や年齢に応じて体を動かしていた。
同村のテーマは「元気出せ日本~喬木から1日15分の健康運動で被災地へ元気エールを届けよう」。住民参加率85%以上を目標に掲げる一方、被災地へのメッセージを参加者に呼び掛けた。