売木村の重見さん ウルトラマラソンのアフリカ大会優勝

スポーツ

[ 2015年 7月 10日 金曜日 11時36分 ]

    ウルトラマラソンランナーで売木村地域おこし協力隊の重見高好さん(33)が先月20日、南アフリカのサバンナで開かれた「極地マラソン」で日本人初、歴代3位の記録で優勝し、8日に同村で報告会を開いた。4月にイタリアで開かれた世界選手権では直前に体調を崩して思うような結果が出せず「心身ともにつらい時期とプレッシャーがあったが、いまはほっとしている」と笑顔を見せた。

 高低差の激しいサバンナの42・195キロを走りきる過酷な大会。最大傾斜40度の坂や大きな石が転がる道、猛獣対策にヘリコプターやドローン、レンジャーが警戒する中、23カ国から280人が出場し、完走したのは150人余だった。

 報告会で重見さんはゾウやキリン、バッファロー、シマウマなどに遭遇したレースの様子を紹介しながら「出場選手のレベルも高く、残り195メートルの看板を見るまで油断できない状況だった」と厳しい展開を振り返り、「アドベンチャーな大会で、思い出深いレースになった」と話した。

 9月には「世界一過酷」と呼ばれるギリシャ・スパルタスロン246キロ大会にエントリーしており「心身ともに鍛えて、よい報告ができるよう頑張りたい」と述べた。

 重見さんは11月に協力隊の任期が切れるが「引き続き、何らかの形で村とランニングに携わっていきたい」と村に残ることを決意。来年のアジア選手権大会の選考会を兼ねる12月開催の神宮外苑24時間大会にも出場予定だ。清水秀樹村長は「身を粉にして村をPRしてくれている」と労をねぎらい、「村にとって必要な人材。任期終了後も村のために走ってもらいたい」と話した。

  

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