売木特有の峠を上り下り 「絶景マラニック」に190人

スポーツ

[ 2015年 10月 14日 水曜日 15時20分 ]

 村民と交流を図りながら売木村の豊かな自然の中を走る「うるぎ絶景マラニック」(木下浩二実行委員長)が11日、同村内で開かれ、県内外から約190人が参加した。雨中でのスタートとなったが、参加者たちは峠に囲まれた村ならではのアップダウンの厳しいコースを進み、各中継ポイントで村民のおもてなしを受けた。

 マラニックはマラソンとピクニックを合わせた造語で、自然や風景を楽しみながら自分のペースで走るのが特徴。「うるぎ」は昨年に続く2回目の開催で、ロングの部(38キロ)とショートの部(22キロ)の2コースで行った。

 雨が降りしきる中、参加者たちは雨合羽やナイロン製の上着を着て村役場をスタート。村伝統の巨大な稲架(はざ)の景色の中を思い思いのペースで走ったり、歩いたりして進んだ。

 ことしは峠が多い特性をさらに生かし、同村地域おこし協力隊でウルトラマラソンランナーの重見高好さんが、ぶなの峰牧場や売木峠、岩倉ダム、恋し峠(平谷峠)をめぐり、上り下りを繰り返す累積標高1200メートルのコースを設定。折り返し地点を多くして上る人と下る人が途中でハイタッチを交わし、励ましあえる工夫もした。

 運営主体を民間企業から実行委員会に切り替え、人口600人の村で約100人の村民が設営や交通整理で協力。村民有志によるおもてなしポイントも生まれた。

 各ポイントでは飲み物やカットフルーツなどを提供。ゴール後の役場では売木米のおにぎり、豚汁、あまご塩焼き、たかきびまんじゅう、漬物といった特産品を振舞った。

 開会式で重見さんは、参加者たちに向けて「村が一丸となって迎えている。雨の売木村の景観を楽しんでもらえたら」とあいさつ。清水秀樹村長は「開催時期も探りながら、売木の魅力を伝えるイベントとして継続していきたい」と話していた。

  

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