高森町、県カヌー協会主催の全日本天竜川カヌー競技大会(南信州新聞社後援)が23日、市田港(同町下市田)をスタート地点に時又港(飯田市)までの約13キロ間で行われた。例年に比べると水量があり、参加者は絶叫と豪快な水しぶきを上げながら激流を乗り越えた。
大会は1972(昭和47)年に始まり44回目。性別やボートの形状などで分けた計12種目で行われ、県内外の14歳から76歳までの計62人が出場しタイムを競った。
流れが急で波の高い難所では慎重にパドルを操作し、最後は笑顔でゴールしていた。
30回大会までは飯田カヌー協会が大会を運営してきたが、31回大会からは町が引き継いで開催している。