天龍中学校でプール開き

スポーツ

[ 2017年 5月 2日 火曜日 15時50分 ]

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 飯田下伊那に初夏の訪れを告げる風物詩、天龍村立天龍中学校(酒井健次校長、全校14人)のプール開きが2日、県内中学校のトップを切って行われた。かつて「水泳天龍」の名をとどろかせた同校水泳部員と3年生有志の計5人が水しぶきを上げて本年度の初泳ぎを楽しんだ。

 県南端に位置し、最も早く気温が上昇する同村。平岡地区にある同中は毎年この時期、他校に先駆けてプール開きを行い、新年度の部活動や水泳学習をスタートさせる。

 青空が広がったこの日、正午の気温は20度、プールの水温も19・5度まで上昇した。シーズン中の安全を祈願した後、プールに寄せる思いを生徒会長の男澤夏帆さん(14)が「プールには楽しい面と危険な面があり気を付けたい。水泳参観日に向けて頑張りたい」と語ると、唯一の水泳部員で部長の後藤信之介さん(14)は「時間も残りわずか。有効に使い、ベストを尽くしたい」と誓いの言葉を述べ、3年女子4人とともに教諭の合図で泳ぎ初めした。

 屋外プールを長期間利用できるという地の利を生かして活躍し、かつて県内全域にその名を知らしめた同校水泳部。屋内プールの普及や部員数の減少に伴い、2012年に部員がいなくなり一時休部した。13年に後藤さんの兄、龍之介さんが新入生で入部して復活し、兄の思いを受け継いだ後藤さんが練習に励んでいる。

 一方、この日までに部員は後藤さん1人だけで、学校によると部員が1人もいなくなれば、来年のこの時期のプール開きはやめることも検討しており、後藤さんは「部員の勧誘もしていきたい」と話した。

  

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