明大野球部、守備や打撃の基本を指導 高森で島岡野球教室

スポーツ

[ 2016年 8月 10日 水曜日 17時10分 ]

指導を行う善波監督

 夏季キャンプで飯田下伊那地域を訪れている明治大学硬式野球部は7日、高森町の小中学生を対象にした「島岡野球教室」を、同町山吹の乾光精機製作所グラウンドで開いた。善波達也監督をはじめ選手らが、高森中学校野球部、南信州高森ベースボールクラブの計60人余りの野球少年に、守備や打撃の基本や上達するための練習方法など、丁寧に指導した。

 明大野球部の名物監督として知られ、「御大」の愛称で親しまれた故島岡吉郎さんが、同町牛牧の出身という縁で、野球部は毎年夏のキャンプで同町を訪れている。地元の野球少年のために開く教室も恒例のイベント。現在熱戦が繰り広げられている甲子園の常連校出身で、将来はプロ野球選手として活躍する可能性もある大学生の指導を受けられる機会と、毎年子どもたちも楽しみにしている。

 この日は、大学生によるノックのデモンストレーションからスタート。子どもらは大きな掛け声とともにみせる、華麗なグラブさばきや強肩にくぎ付け。興奮気味の表情で、食い入るように見つめていた。

 続いてボジションごとに分かれて練習を開始。キャッチボール、ノックにティー打撃とメニューをこなしていった。「野球の基本」とも言えるキャッチボールでは、足の踏み出す位置や手の使い方、頭や胸の向き、ボールの握り方など、細かな指導を受けた子どもら。真剣な表情でアドバイスに耳を傾け、教わったことを何度も反復しながら、体に染みこませていった。

 熊谷元尋高森町長は「毎年指導していただいているおかげで、中学生、小学生ともに戦績も良くなっている」と感謝。「今回も何か一つは絶対に覚えるという、目的意識を持って臨んでほしい」と子どもらにエールを送った。善波監督は「ことしも高森で一緒に野球を楽しめることをうれしく思う。大学生がうまくなるコツを教えてくれるので、しっかり吸収してほしい。野球だけではなく、勉強や生活とどう両立させていけばいいのか、そんな話も聞いてほしい」と呼び掛けた。

  

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